田中ブログ

さいたまに住んでいる男です。仕事はSESでプログラムを書いてることが多いです。聖地巡礼、日々の生活、技術的なことを書いていこうと思います。

世界遺産 白川郷・五箇山の合掌造り集落を巡る

今回は、白川郷五箇山に行ってきました。岐阜県富山県ですね。白川郷は名前は聞いたことがあって世界遺産になっているというイメージはあったのですが、五箇山も含めた合掌造りが世界遺産となっているみたいですね。

また、合掌造り以外にも塩硝や養蚕といった産業も有名みたいだったのでその辺も見てみようという感じです。

あと、今回は注意して見てきませんでしたが、白川郷ひぐらしのなく頃にの舞台にもなっているようでした。

移動

白川郷五箇山を周遊できる世界遺産バスのフリーきっぷが販売されているのでそれを利用しました。2日間使えるみたいです。バスは高岡からも出ているので、高岡駅からバスに乗り込み、合掌造り集落に向かいました。

www.kaetsunou.co.jp

バスは座れましたが、ゴールデンウィーク中というのと、経由地の城端駅で学生さんがたくさん乗車してくるのでなかなかの混雑具合でした。

また、五箇山白川郷は車で行っている人が多かったのですが、ゴールデンウィークなので駐車場がいっぱいだったり、白川郷の方だと渋滞が発生していたりしたので車は車でちょっとめんどくさそうと思ったりしました。

見たところ

五箇山白川郷はいくつか見るポイントはあるのですが、メジャーな場所の以下を見に行きました。1日で見てきたので、白川郷以外の滞在時間は1時間程度という感じです。

高岡から世界遺産バスに乗ると上記の順で進んでいくので、途中下車しつつそれぞれの集落を見ていきました。バスの乗り降りが結構多かったのでフリー切符だと小銭も不要で非常に動きやすかったです。

相倉集落

まずは、五箇山の相倉集落へ。バスを降り看板にしたがって進んでみると遊歩道があるのでそこを進んでいきます。

▼遊歩道を進んでいく。

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しばらく歩くと駐車場が見えてきます。そして駐車場の先に相倉集落が。

▼合掌造りの建物がいたるところに。

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▼相倉民俗館。生活で使用していた道具などが展示されてました。

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▼2階からは合掌造りの裏側み見れます。

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こういう場所がまだあるんだーという驚きがあります。

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相倉集落はざっと見てとりあえず終了です。世界遺産と聞いたので建物以外あんまり何もないのかと思っていたのですが、お土産やさんがあったり、食事できるところがあったり、綺麗なトイレがあったり、人が普通に住んでいたりと意外だったことがたくさんありました。

あと、集落の奥の方にはキャンプ場があるらしい。。。

菅沼集落

続いては菅沼集落へ。バスを降りてすぐ横に庄川があるのがなかなかのインパクトです。

庄川。少し前まで雨降ってたのでこんな色なのかな?これはこれで。

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▼菅沼集落の入り口

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▼立派な茅葺屋根でした

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▼展望ポイントより。合掌造りの建物と田んぼの組み合わせが綺麗でした。

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ここは、合掌造りの建物も9件とやや少なく、集落の土地も狭い感じではあったのですが、見てみたいと思っていた産業のひとつの塩硝についての展示がある「塩硝の館」があります。そこには、塩硝の材料や製造についていろいろ展示されていて個人的には見ていておもしろいなと思った場所でした。家の中に穴を掘って塩硝を作るというのも驚いたのですが、数百年前にこんな山の中で製造されたものが町へ出荷されていたという事実に一番驚きました。

白川郷

最後に一番メジャーと思われる白川郷へ。

▼バスを降りたあたり。この先が集落です。

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集落は他の2か所よりだいぶ広く、見学スポットもたくさんありそうな感じ。地図を見ながら散策しました。

▼合掌造りも人もたくさん。

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▼集落内には水路もあり、それもまたいい雰囲気です。

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どこかの建物に入ってみたいなーと思い、ぶらぶらしていたところ神田家という家を見つけたのでそこに入ってみました。

▼神田家

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適当に入ってみたのですが、ここは思いのほか良かったです!

外観からして大きい家なのですが、入ってみるとなんと4階建でした!梯子が結構急ですが、一番上の4階まであがることができます。自分は4階まで上がってしまいました。

また、各フロアには農具などの展示がされています。1階には囲炉裏があってその煙が4階建ての建物全体にいきわたるような作りになっています。これによって建物が長持ちするんですねえ。。。先人達はすごいなあ。

▼1階の囲炉裏。この煙が上へ抜けていきます。2階には囲炉裏の火の状態を見るための部屋があったりします。

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次は田島家へ向かいます。ここでは白川郷での養蚕について学ぶことができます。入ると養蚕についてのDVDの鑑賞が始まります。なんと、DVDのところどころでおじさんの解説が挟まります。笑

DVD鑑賞の後は2階に案内してもらい、さらに養蚕についての解説がありました。養蚕の道具や本物の繭を見ることもできました。白川郷では養蚕が大きな収入源であり、大切にされてきた産業なんだなあということがよく学べる場所でした。また、富岡製糸場の話が出てきたりしていたので、世界遺産同士、産業でつながりがあるのはすごいなと思いましたね。

 

そして、最後に展望スポットまで登り、白川郷を眺めました。

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感想

日常とかけ離れた世界観を味わうことができて非常によい場所でした。特に白川郷は広いのもあり、いろいろ見どころなどがあるのでお勧めです。